Nobember.'08
東南アジアの中心として発展する首都バンコクは、朝から活気に満ちています。
早朝から営業を始める屋台は、朝食を買い求める通勤・通学前の人々で溢れ、その種類もタイ料理、中華、欧米式ブレックファースト、果てはデザートに最適なお菓子まで多種多様です。
各地から集まる品物は路地に並ぶ市場や屋台ばかりでなく、水上にも並べられる賑わいぶり。
「東洋のベニス」と称される運河のマーケットは、地元の人たちの生活に欠かせない場であるばかりでなく、街の風物詩として観光客の目も楽しませます。
また、伝統的スポーツ・ムエタイ、地域色豊かな民俗舞踊なども見逃せないタイの観光目玉のひとつでしょう。
現在も王国制を敷くタイには、古からの繁栄を伝える遺跡が点在しています。
特に有名なのがバンコク北部に位置するアユタヤやスコータイ、チェンマイでしょう。
周囲を列強に囲まれる中、400年もの間王国を維持したアユタヤの遺跡では、各国から影響を受けた様式と王朝独自の様式が融合した多彩な建築を見ることができます。
バンコクから日帰りできる距離も魅力でしょう。
アユタヤから更に北にタイ民族最初の王朝スコータイが、さらに北に「北方のバラ」と称えられる古都チェンマイがあります。
いずれの街も、王朝独自の興亡を伝える遺跡が見所ですが、東南アジアならではの豪華な寺院、宮殿と緑のコントラストも見逃せない美しさです。
タイの観光地で忘れてならないのは「アンダマン海の真珠」プーケットでしょう。
生活者の喧騒と、亜熱帯特有の濃い緑が氾濫する本土とは異なる、抜けるような青空の下に広がる白い砂浜と青い海は、新たな感動を与えてくれます。
リゾートならではのアクティビティが豊富であることはもちろん、タイのショーやグルメがスタイリッシュに楽しめるのも魅力。
本場のタイ式マッサージでリラックスすることもお忘れなく。