ユニバーサル的旅ノススメ

Nobember.'05

本土のトロムスダーレンとトロムソ島からなるトロムソは、北極圏最大の街で、「北欧のパリ」と称される美しい町並みを誇ります。 街中でオーロラを見ることが可能で、市街地にオーロラ観測所があり、オーロラが観測できる場所としては比較的温暖なことからオーロラ観光でも人気があります。
ショッピングや散策のほか、ヨーロッパ最大級のステンドグラスを有する北極教会や探検家・アムンゼンの像、北極水族館（ポラリア）、トロムソ博物館、北極圏博物館と施設も充実していますので、オーロラが観測できる夜までの時間を有意義に過ごせることも魅力となっています。
また、白夜の時期の深夜、ストールシュタイネン山から眺める市街地は大変美しいと評判です。

トロムソからはヨーロッパ最北端のノールカップへ行くバス、フェリーなどが出ています。
北緯71度10分21秒、海抜307mの断崖絶壁には、最北端を示すモニュメントと食事や休憩をとることのできる施設があり、夏は白夜見学の観光客が、沈まぬ太陽の中、ゆったりくつろぐ様子が多く見られます。
また、施設内の郵便局ではノールカップ到達証明書を発行しています。 到達記念スタンプ付のハガキを旅の記念に送ってみてはいかがでしょう。

フィヨルドに覆われた大小いくつもの島からなるロフォーテン諸島は、北極圏に位置します。
主だった島は橋で結ばれていますので、本土から気軽に足を運べます。
起伏に富んだ地形、かわいい家が並ぶ漁村、ダイナミックな景観は、まるで絵はがきを見ているような美しさです。
白夜に輝く山野や、高山植物が島を覆う夏の素晴らしさはもちろんですが、白い雪からカラフルな色彩の家々がのぞく冬も、決して見劣りしない風景です。