Nobember.'09
古くからヨーロッパとアジア結ぶ海路貿易の要衝として栄え、欧州の植民地支配を経験したマレーシアは、多民族国家ならではの多彩な様式の建物がひしめいています。
中でも、世界遺産に登録されている古都マラッカ、ペナン島ジョージタウンは有名で、コロニアル建築とアジア建築、加えてマレーシア独自の建築様式が共存する、独特の景観が人気です。
キリスト教、ヒンズー教、イスラム教など、寺院のバリエーションも豊富なら、 個性的なお土産ものが見つかるショップハウスも年代や持ち主によってスタイルは多様。
本国では見られないカラフルな外観は、開放的な南国の雰囲気とマッチして、観光気分を盛り上げてくれます。
マレーシアの多彩さは民族や建物ばかりではありません。アクティビティも実に多彩です。
世界有数に数えられるマリンリゾート地ではダイビングにウォッチング、マリンスポーツが、野生動植物の宝庫、熱帯雨林ではリバークルーズ、洞窟探検、トレッキングが楽しめます。
本格的な山登りを楽しみたくなったら東南アジア最高峰、キナバル山に足を延ばしてみましょう。
標高4,000メートルを誇る荒々しい岩肌と珍しい高山植物に、マレーシアが亜熱帯地域であることをつかの間忘れてしまうでしょう。
もっとのんびりレジャーを楽しみたいならマレー半島内陸部の高原リゾートへ。
爽やかな風が吹き抜ける草原でありながら、どこか南国を思わせる色彩鮮やかな風景は、他の高原リゾートとは一味違う気分を味あわせてくれることでしょう。
尚、高原リゾートのひとつ、キャメロン・ハイランドは紅茶の産地です。
ランドマークのペトロナス・ツインタワーがそびえるマレーシアの首都クアラルンプールは、近代的な超高層ビル群とエキゾチックな街並みが混在するパワフルな街です。
マラッカ、ジョージタウンにひけをとらないカラフルで多彩な建築様式とバラエティ豊かなグルメ、水族館、博物館、劇場と、町全体がひとつのテーマパークのようです。
旅の終わりにお土産を求める場所も実に豊富。
巨大で快適なショッピングモールには高級ブランドからローカルアイテムまで揃い、あらゆる要望を適えてくれることでしょう。
大々的に開催される年3回のバーゲンも見逃せません。