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古代アンデス文明の興亡を堪能する 古代アンデス文明の興亡を堪能する

March.'09

新大陸時代にヨーロッパの侵略を受けるまで、南アメリカ大陸にはいくつもの文明が興亡を繰り返していました。
古代アンデス文明のルーツとされるチャビン遺跡は、紀元前15~紀元前3世紀に栄えたとされ、見事な石彫がほどこされた新旧2つの神殿や巨大な神体、大量の奉納品などから、人々の強い信仰心が長きにわたる繁栄を支えていたと考えられています。
国内外より多くの巡礼者や観光客を集めるこの遺跡は、異常気象の影響から存続が危惧される世界遺産です。
なお、ツアーの拠点となるワラスに近いモントレーでは天然温泉が楽しめます。

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中世に大帝国を築いたインカ帝国縁の遺跡で最も有名なのはマチュ・ピチュでしょう。 誰が何の目的で作ったのか、多くの謎を残すこの「空中都市」は、 高い尾根に守られ、侵略者にその存在を知られることなく20世紀を迎えました。
発見当時廃墟に近い状態だった遺跡も、研究者達の根気と探究心により、現在の形にまで復元されています。

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マチュ・ピチュと反対の運命を辿ったのがペルー有数の都市、クスコです。
コロニアル建築が立ち並ぶ市街地に、当時最大の勢力を誇ったインカ帝国首都の栄華を感じることはできませんが、「カミソリも通さない」とされる精巧な石組に、マチュ・ピチュと共通する高度な文明の跡を見ることができます。
南米の遺跡に興味を持った方には、クスコからプーノへ向かう観光バスがお勧め。 各地に残された遺跡を巡りながら標高4,335メートルを通過する、大変魅力的なツアーです。
なお、終点プーノにはチチカカ湖に浮かぶ人工島、ウロス島があります。

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未解明の文明が多い南アメリカの中で特に謎とされる遺跡のひとつがナスカの地上絵でしょう。
広大な不毛の地に絵かがれた動物の全容は地上からは確認できないほど巨大で、飛行機によるツアーが主流です。

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マチュ・ピチュ
【国名】

ペルー共和国
Republic of Peru

【首都】

リマ

【公用語】

スペイン語
ケチュア語
アイマラ語

【通貨】

ソル

【時差】

-14時間

【平均気温】

(クスコ)
夏 12度
冬 13度
(リマ)
夏 11度
冬 22度

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